喪主がやることとは?通夜から葬儀のあとまで詳しくご紹介!

公開日:2025/08/15
喪主

大切な人を失った悲しみの中でも、喪主には多くの役割が求められます。通夜の準備から葬儀の進行、そして葬儀後の各種手続きまで、喪主が担う責任は多岐にわたります。初めて喪主を務める方にとっては、何から手をつければよいのか戸惑うことも少なくありません。本記事では、喪主が行うべきことを時系列に沿って詳しく解説します。

通夜前に喪主が準備すべきこと

喪主が最初に行うべきことは、葬儀社の選定です。病院で亡くなった場合は速やかに遺体の搬送先を決める必要があるため、あらかじめ複数の葬儀社から見積もりを取っておくとよいでしょう。

葬儀社が決まったら、担当者と打ち合わせを行い、通夜・葬儀の日程や会場、祭壇の規模などを決定します。このとき、予算についても明確に伝えることが大切です。

次に、親族や故人の友人、勤務先などへの連絡を行います。訃報の連絡は電話で行うのが一般的ですが、人数が多い場合はメールやFAXを活用することもあります

連絡の際には、通夜・葬儀の日時と場所、喪主の名前を正確に伝えましょう。遺影写真の選定も重要な準備の一つです。故人らしさが表れている写真を選び、葬儀社に渡して引き伸ばしてもらいます。

最近撮影した写真がない場合は、免許証の写真などを使用することもあります。供花や供物の手配も忘れてはいけません。親族からの供花については、誰がどの位置に供えるかを事前に調整しておく必要があります。

また、通夜振る舞いや精進落としの料理の手配も行います。参列者の人数を予測し、葬儀社や仕出し業者と相談して決定します。死亡診断書の受け取りと死亡届の提出も、喪主の重要な役割です。

死亡診断書は医師から受け取り、市区町村役場に死亡届を提出します。の手続きは死亡を知った日から7日以内に行う必要があります。火葬許可証の申請も同時に行い、後日の火葬に備えます。これらの準備を通じて、喪主は故人を送るための環境を整えていきます。

通夜・葬儀当日に喪主が果たす役割

通夜当日、喪主は会場に早めに到着し、葬儀社スタッフと最終確認を行います。受付の設置場所や芳名帳の準備、香典の管理方法などを確認し、受付係の親族に説明します。弔問客が到着し始めたら、喪主は祭壇の近くに位置し、参列者への挨拶を行いましょう

一人ひとりに深々と頭を下げ、参列への感謝を伝えることが大切です。通夜の読経が始まると、喪主は遺族席の最前列に座ります。焼香は喪主が最初に行い、その後親族、一般参列者の順番で進みます。焼香の作法は宗派によって異なるため、事前に確認しておくとよいでしょう。

通夜振る舞いでは、喪主が開会の挨拶を行います。故人への思いや参列者への感謝を簡潔に述べ、会食を勧めます。葬儀当日も基本的な流れは通夜と同様ですが、より厳粛な雰囲気の中で執り行われます。喪主は開式前に僧侶への挨拶を行い、お布施を渡すタイミングを確認しましょう。

葬儀中は遺族席に座り、読経や焼香の進行を見守ります。出棺の際には、喪主が参列者に向けて挨拶を行います。これは喪主の最も重要な役割の一つです。これは故人に代わって生前のお礼を述べ、今後の遺族への支援をお願いする内容となります。

挨拶は2~3分程度にまとめ、感情的になりすぎないよう注意しましょう。火葬場では、喪主が中心となって最後のお別れを行います。棺に花を入れ、故人との最後の時間を過ごした後、火葬炉へと送り出します。収骨の際も喪主が最初に箸を持ち、遺骨を骨壺に納める流れです。

葬儀後に喪主が行うべき手続き

葬儀が終わっても、喪主にはまだ多くの手続きが残されています。まず行うべきは、参列者への御礼状の送付です。通夜・葬儀に参列してくださった方や、香典・供花をいただいた方に対して、葬儀後1週間以内を目安に御礼状を送ります。

香典返しの準備も重要な手続きの一つです。一般的には四十九日法要後に行いますが、最近では葬儀当日に即日返しをすることも増えています。香典の金額に応じて、半返しを基本として品物を選定します。各種名義変更の手続きも速やかに行う必要があります。

銀行口座、クレジットカード、公共料金、携帯電話など、故人名義のものの解約または名義変更が必要です。とくに銀行口座は死亡の事実を知ると凍結されるため、早めの対応が求められます。生命保険金の請求手続きも忘れずに行いましょう。保険会社に連絡し、必要書類を準備して請求します。

また、故人が年金受給者だった場合は、年金事務所への死亡届の提出と未支給年金の請求を行います。相続に関する手続きも重要です。遺言書の有無を確認し、相続人の確定、遺産分割協議を進めていきます。

相続税の申告が必要な場合は、相続開始から10か月以内に行う必要があるため、早めに税理士に相談することをおすすめします。

まとめ

喪主の役割は、通夜前の準備から葬儀後の各種手続きまで多岐にわたります。葬儀社の選定、親族への連絡、当日の挨拶、そして葬儀後の御礼状送付や名義変更など、一つひとつを確実に進めていくことが大切です。慣れない手続きに戸惑うこともあるでしょうが、葬儀社のサポートを受けながら、故人を心を込めて送ることができます。事前に流れを把握しておくことで、いざというときに落ち着いて対応することができるでしょう。

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